条件がそろえば可能かも知れませんが、
たぶん、事実上不可能でしょう。

それができるくらいなら、既にやっているでしょうし・・・。

以下、順を追ってその理由を説明します。


AIに未来の値動きの判断材料として、
リアルタイムで以下情報をパラメータとして組み込むことができたとして、

1.活発、閑散間欠系を区別
2.利用可能なすべての分足の指標群の同時把握
3.利用可能なすべての分足のローソクの同時把握
4.出来高
5.板情報

 まずAIから

◆AIは、同1ないし5の情報を元に、
 未来の値動きを今の連続体 即過去データとして、
 電子レベルの速度で瞬間的な線形予測を繰り返し、
 数珠つなぎのイメージで未来の値動きを予測することになるでしょう。
 ごく短時間で決済を繰り返すスキャルピングなら、
 成功する確率は、ある程度なら稼げるかも知れません。
 しかし、現実にはハズレリスクの方が大きいでしょう。

 なぜなら、肝心の値を動かす原動力、買い出来高・売り出来高の規模、
 割合、そしてそれらを市場に投げ込むタイミングは、
 モンスターの思惑次第でどうにでもなるからです。
 つまり、モンスターの思惑には、相場を構成するいかなる、
 要素とも相関性がないのです。

 しかも、足跡として眺めるローソクの形は、
 平均して線形的に見えても、
 実際、リアルタイムで値が進む過程では、
 上述複雑怪奇な出来高の変化と共に値の上下動を繰り返した結果なのです。

 つまり、実際の相場では、
 いかなる兆候を捉えたとしても線形予測できる場面は皆無なのです。

 それなら、時間軸を延ばして平均値で線形を描かせ、
 それに対する判断をAIにやらせれば予測精度が上がるのではないか
 という疑問についての答えは、
 これまで説明してきたEAやシストレ等の自動売買全般が全滅する理由と同じです。

 過去データから未来の値動きを予測することは、
 絶対に不可能であるという「ランダムウォーク理論」が、
 正しいことを確認する結果となるでしょう。
 そもそも、過去データとはモンスターの思惑が炸裂した足跡のことなので、
 それを追って未来の値動き、
 すなわちモンスターの思惑を予測できるはずがありません。

 ましてや、AIには「押し目と下げ勢い」、
 「戻りと上げ勢い」をそれぞれ区別することなど絶対にできません。
 なぜなら、それらを区別するためには、
 先に未来の値動きを見てこなければ不可能だからです。

 ということで、相場にモンスターが居座る限り、
 未来の値動きに、相関性やルールは存在しません。
よって、AIが値動き予測できるようになる可能性はありません。

 ただし、例外があります。
 自らが巨大資金を動かすモンスターとなり得る機関投資家にとっては、
 タイミングを見計らって線形の値動きを描かせるのは容易、AIが大活躍するでしょう。
 いわゆる、高頻度取引(HFT)や高速取引( HST)等のことです。
 しかし、実際は、競合するモンスター同士が、お互いのロボットトレーダーを戦わせても、
 性能はほぼ同じだし資金力も拮抗、どちらに利益が出るとは言い難い状況だそうです。

 この現象を資金力も処理スピードも、まったく比較にならないというか、
 比較すること自体、ナンセンスな個人利用のEAやシストレ等の自動売買全般になぞらえ、
「今や、証券会社も利用しているシステムトレード、これからの時代はシストレだ」などと、
 笑うに笑えないおかしなすり替えには、絶対に引っかからないようにして頂きたいものです。

 または、運や確率、ファンダメンタルの要素を含めて、
 短期・中長期トレードを目指すなら、AI判断でリスクを減らせるのかも知れませんね。


◆一方、人間の右脳による値動き予測の原理は、
 前者とは根本的に異なります。

 詳しくは、既に説明済みなので、ここでは結論だけ書きます。

 私が実践する未来の値動き予測は、
 あらかじめ右脳に描いたき未来の値動き、それが上げ勢いなら押し目買い、
 下げ勢いなら戻り売りを目指すものです。

 もちろん、当該予測がハズレ、予測とは真逆に値が進むこともあります。
その時、▲ドカンと大規模損失が発生します。
 その頻度は、リスクとして残ります。

 もちろん、同リスク対策として、
 攻めの両建て、受けの両建て、損切りから逆建て、比重乗せナンピン等がありますが、
 それらも、予測が先立たなければ不可能です。

 完全未来予測型デイトレを成功させる方法はただひとつ、
 予測精度の向上にかかっています。

 客観的にその完成度を知るには、
 現在のところ2020.4~2021.2の損益実績があります。

 予測能力が存在しなければ、モンスター相手に、
 絶対に損益プラスで終えることはできません。