結論から、申しますと値動き予測はできません。
しかし、後付け説明なら、
初心者でもその道のプロフェッショナル以上にできるでしょう。

さて、チャートとは、いったい何を指すかですが、
一般的には、ローソク足、移動平均線、
出来高を複合的見ることを指す場合が多いようです。

あるいは、MACD、RSI他な様々な指標群を
組み合わせる方もいらっしゃるでしょう。

更に、チャートそれぞれの1分足、3分足、5分足、60分足、
日足等を同時観察し、総合的に判断して売り目線、
買い目線を決定される方もいらっしゃるでしょう。

そして、何をどのように組み合わせても、
値動き予測は当たる場合もあれば外れる場合もあることを知ります。
つまり、以前学習した兆候と同じ場面に出会っても、
値を上げる場合もあれば下げる場合もあるのです。

やればやるほどますます暗中模索、
努力が成果に結びつく入り口にさえ辿り着くことはできません。

そこで、チャート分析対象を最大限スリム化して、
ローソクだけに着目し、酒田五法等の波形パタンを極めたとしても、
相変わらず、この先、上げる場合もあれば下げる場合もあるとしか予測できません。
1~60分足ローソク、更に日足ローソクを加え同時観察しても同じことです。

それもそのはず、最初から答えはそこにありませんので。

ディーラーは、相場が活発な時間帯に、
ローソクと板をセットで観察し取引するそうです。

板を観察する目的は、ずばり継続力の把握と
イン・アウトのタイミングをはかること。

つまり、例えば、今の相場が上げトレンドなら、
押し目から上げ勢いが尽きるまでの伸びしろは、
押し目付近の低速板回転ダラダラから、
超高速板回転頭打ち(バイクラ)を迎えるまでということです。

ちなみに、板は回転速度を観察するだけであり、
数字を読む必要はありません。

もし、板を観察せず、ローソク波形の兆候だけでイン・アウトするなら、
その継続力をモニターできない訳なので、
必ずチキントレードなり、薄利撤退と即損切りを繰り返すことになります。

しかし、FX取引のように、同じく継続力を知る目的で、
板回転速度を観察する代わりに、
ローソクの単位時間当たりの延びスピードを観察する方法もありかも知れませんが、
肝心の継続終点の合図、すなわちバイクラがありません。

すると、どうなるか。

答えは、「見てるだけ」

そうなる理由は、当該上げ勢いが、
戻り形成中なのか上げ勢い真っ最中なのか区別が付かないから。

そして、次なる課題は、「戻りと上げ勢い」の見分け方へと向かう訳です。