出来高が集中している場面の目的が、次のいずれであるかを連続的に見分ける能力を鍛えること。
連続的にと書いた理由は、以下1~5が単独で現れることはほとんどなく、普通は複合的に現れるから。

1.「押し目」を形成しようとしているのか。
2.「下げ勢い」を形成しようとしているのか。
3.「戻り」を形成しようとしているのか。
4.「上げ勢い」を形成しようとしているのか。
5.モンスターがワナを仕掛けたのか。

そのためには、どうしたら良いかを出発点に、
中心視野にローソクと板回転、周辺視野に指標群を置いて経験を積むこと。
そして、フィーリング段位 四段以上のレベルを目指すこと。
これが唯一、デイトレで努力と成果を比例させることができる方法です。

結局、この出発点を外すあらゆる努力はすべて無に帰すことになります。

その筆頭が、板回転を無視して指標群の兆候というか過去の足跡(すべてのEAやシストレを含む)に、魔法の売買ルールを求める努力。

出来高の慣性次第で、予測は当たることもあれば外れることもあります。
つまり、まったく同じ兆候でも、その先、値を上げることもあれば下げることもあります。
実際には、押し目と下げ勢いが同じ兆候、戻りと上げ勢いが同じ兆候を示すため起きる現象です。
結局、その兆候が連続するのかそこで終了するのかを見極めるには、
板回転を同時に観察しなければ不可能なのです。

何も得ることなく、時間とお金をムダにするだけの結果となります。
その根本原因は、板回転の観察抜きに「魔法の売買ルール」など最初から存在しないから。

ちなみに、「魔法の売買ルール」の正体は、伸縮自在のフレキシブルな物差しのことです。
それは、証券会社の超高速コンピューターを駆使したアルゴ(HFTを含む)と人間の右脳だけが持つ能力。
前者のターゲットは、今の連続体であり、後者のターゲットは今と未来をつなぐ連続体です。

相場には、固定化された物差しで測れるものなど何も存在しません。