時代が進み、仮にローソクの形、指標群の兆候、
板回転の様態を同時に分析できるようになったとしても、
その結果が、以下いずれの場面に該当するかを区別することは不可能だから。

1.押し目と下げ勢いの区別
2.戻りと上げ勢いの区別
3.押し目構成の一部としての戻りの区別
4.戻り構成の一部としての押し目の区別
5.出来高規模の大小・緩急と値動きの相対性
6.モンスターのワナ
7.損切り・利確判断

なぜなら、ディープラーニングを重ね、ある兆候に出会ったらこう動く、
あるいは、もっと進化して幅を持たせてファジーにこう動くと判断できたとしても、
その判断自体が、どこまで行っても、過去の兆候を根拠とした固定化された物差しであるため。
結局、当たる場合もあれば、外れる場合もある。
問題なのは外れた場合であり、外れたこと自体を認識できず、必ず▲ドカーンとやること。
ここを解決するには、変化に対して連続的に当て続ける「魔法の物差し」を持ってこなければならない。

実は、ディープラーニングAIが有効となる大前提は、
「魔法の売買ルール」が存在することなのです。

EAやシストレも同じことですが、実際は存在しないものを根拠に、
いくら高度で複雑なロジックやディープラーニングを重ねても、まったくの無意味。
すべての固定化された物差しは、必ず、ジグザグドカーンとなります。
値動き予測を成功させる可能性はありません。

もし、それらが長期右上がり安定を描いている例を見かけたなら、
そこには、必ず、インチキ(後出しじゃんけんや改ざん)という名の「魔法の売買ルール」が存在します。
それら本来の損益カーブが見たければ、インチキが介在する可能性のない、
ご自身のデモ口座やリアル口座の履歴、あるいは前例として参考にしたければ、
バトンタッチ系の公式ページの取引履歴が良い例になります。

よって、標題の答をひとことに縮めるなら、
「魔法の売買ルール」は、最初から存在しないから。
それだけのことです。

ちなみに、同1~7の区別や判断は、人間の右脳 [未来分析=魔法の売買ルール] なら可能性があります。