それは、押し目と下げ勢い、戻りと上げ勢いを区別する能力が無いから。
順張り系インジケーターなら、押し目で売り、下げ勢いでも売り、
戻りで買い、上げ勢いでも買う。
逆張り系インジケーターなら、押し目で買い、下げ勢いでも買い、
戻りで売り、上げ勢いでも売る。
そもそも、押し目や戻りは勢いとの相対落差で定義されるので、固定値は存在しない。
にも関わらず、インジケーターは、それらを固定値として扱い売買信号を発生させる。
あるいは、固定値をパラメータ化して、「選ぶのはあなた」とやるかも知れない。

結局、どのインジケーターを使ったとしても、当たることもあれば、外れることもある。
そして、近いうちに、必ず勢い側で外れ▲ドカーンを迎えるので、トータルでプラスとなる可能性はない。

トレードを成功させる必須条件は、押し目と下げ勢い、戻りと上げ勢いを区別できること(予測能力)
もし、失敗したとしても救済手段、あるいは被害最小の損切り手段を選び取り実行できること(デイトレ能力)
結局、予測能力+デイトレ能力、両者が存在しなければ生き残れる可能性はない。

ちなみに、シストレとは、
インジケーター部に「予測能力」を求め、シストレ部に「デイトレ能力」を求めているわけです。


以上の裏付けとして、以下記事を再掲しておきます。

値動きの三次元構造と裁量とシストレの関係

値動きは、基本的に三次元構造です。
空間軸に出来高規模と板回転速度、平面軸にローソクと指標群という具合に。

値動き予測に先立ち、
裁量、すなわち人間の右脳なら、同三次元を同時に読める可能性はありますが、
シストレでは、その原理上、平面軸しか読むことはできません。

空間軸を読まなければ、値動き予測は絶対に成り立ちません。
その理由は、平面軸であるローソクと指標群の相関度合いが、空間軸の配合具合でいかようにも変化するからです。
そのために、値動きには二面性があります。
表現を変えるなら、同じ形の指標群でも、押し目の場合もあれば下げ勢いの場合もあります。
同じく、戻りの場合もあれば上げ勢いの場合もあります。

さらには、同じ形の指標群でも、値を動かす原動力が板回転である以上、
手前の指標群の形に関係なく、板回転の気分次第で上にも下にも舵を切ります。
こちらも、値動きの二面性の構成要因です。

よって、シストレには、押し目と下げ勢い、戻りと上げ勢いを区別する能力はありませんし、
板回転のトリガを感知する能力もありません。

しかし、活発で大きな慣性をもって値が進む相場なら、
空間軸の平面軸に及ぼす影響力は相対的に小さくなりますので、
シストレの予測が当たり出す可能性はあります。
したがって、値動き予測という意味では、比較的、大きな慣性を伴うFX市場なら、
一定期間だけシストレが役立つ可能性はありますが、
そうではない株系市場では、役立つ可能性はありません。
しかし、運の要素を加えるなら、一定期間、役立つ場合はあります。
この現象をシストレ界では、寿命というらしい。